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■イントロダクション
![]() 歩く道は雪に閉ざされ、未来のように見えない。 けれど、幸せな時間を奪っていった、あの時の記憶。 えぐられるように傷つけられた、治らない心。 それらは決して、雪に埋もれることはない。 だから、もがくようにして今を生きる。 苦しみの中で掴み取った、たった一つの光と共に。 そんな、雪国でおくる日々は―― ――少しだけ、温かかった。 ■ストーリー ![]() 主人公・クライドは、その国の治安維持を担っている。 といっても、大きな事件などそう起きないこの国では、 税金の無駄遣いとまで言われるほど暇な職務だった。 そんな仕事を、少々厄介なパートナーのエステルとこなす日々。 家に帰れば家庭的な幼馴染み、セリアとの温かい時間がある。 しかし、一見平和以外の何物でもないその生活は、非常に不安定だ。 何がしかの問題を抱えた人々は、いつだって何かを恐れている。 寒さの中にある小さな温もりに、今日も縋り続けている――。 ■世界観 ![]() 夏の短い期間を除いて常に雪に覆われているために、農業はほとんど行われていない。 豊富な資源に支えられたイースランドは環境が厳しい割には豊かな国力を備えており、貧困に喘ぐものは少ない。 この国での犯罪検挙数は他国に比べると少なくここ数年は殺人事件等は全くと言っていい程に起こっていない。 そのため、この国にある警察は暇をもてあましている。 首都――レイヴィーク 首都レイヴィークは首都であると同時に、イースランドの大切な港であり他国との玄関口として機能している。 原生林が多くあるこの国では、首都での人口集中が凄まじく、約七割の人がこの都市に住んでいる。 この国の首都とあって経済活動のほぼ全てがここで行われている。 街の南よりをちょうど横断する形で鉄道が走っており、その線路に沿って店が展開している。 最も賑やかなのはこの当たりと言っても良く、国民からは親しみを込めて『トレインストリート』と呼ばれている。 漁村――グリアス 海流の影響で最も魚の取れやすい場所に形成された漁村。 他の四つの街に比べて人口は少なく、その住人のほとんどが漁師である。 ここでとれた魚はそのほとんどが首都レイヴィークに送られている。 鉱渓町――アークセルハ 大地に深く穿たれた亀裂『ギャオ』の間、絶壁に張り付くようにして形成された町。 降りしきる雪にも負けない熱気と活気に満ち溢れた町で、一晩中煌々と明かりがついている。 亀裂に横穴を掘って、そこからレアメタルを産出している。 この亀裂の底や、亀裂の土中には他の地では産出されない特殊な金属が混じっている。 この地で働くととても実入りがいいのだが、同時に絶壁で仕事をするだけあって非常に危険である。 熱泉町――ラグーン 海底火山による間欠泉が吹き出る場所であり、この間欠泉を中心として形成された町。 漁村グリアスほどではないにしろ、ここでもある程度は漁業が盛んである。 療養町とも言われており、間欠泉を利用した温泉がいたるところに存在している。 そのため、首都レイヴィークだけでなく、他の町からも訪れる者が多い。 レイヴィークに続き人口が二番目に多い町。 また、この町でのみ農業が為されており、唯一の農業生産町となっている。 |
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